餅を喉につまらせ2人搬送、うち1人死亡 注意呼びかけ…東京消防庁
餅を食べる機会が多いお正月、都内では2日、高齢者2人が餅を喉につまらせて病院に搬送され、うち1人が死亡しました。東京消防庁は注意を呼びかけています。
東京消防庁によりますと2日、午後3時までに管内で70代と80代の男女2人が、餅をのどにつまらせて救急搬送されたということです。
このうち、練馬区に住む80代の男性は、その後、死亡が確認されました。
都内では元日も、70代の男性が、餅をのどにつまらせて死亡しています。
東京消防庁は、餅は小さく切って食べやすい大きさにして、ゆっくりとかんでからのみ込むこと、また、餅を食べる前にはお茶や汁物などでのどを潤すよう注意を呼びかけています。
東京消防庁の調べによると、2019年から2023年までの5年間で、餅などをのどにつまらせて救急搬送された人は368人で、このうちおよそ9割以上が65歳以上の高齢者だということです。
また過去5年間の月別では、搬送者が最も多いのは1月で142人、次いで12月の43人となっています。