宮城・石巻市立病院、仮の診療所で診療再開

東日本大震災で被災して診療を休止していた宮城・石巻市立病院が7日、仮の診療所で診療を再開した。
石巻市立病院は建物の1階部分が津波で大きな被害を受け、病院での診療ができなくなっている。これまでは医師らが患者を巡回していたが、7日、旧石巻市役所の第4分庁舎に設けられた仮の診療所で診療を再開した。
当面の間は以前から石巻市立病院にかかっていた再来の患者を対象に、薬の処方と他の病院への紹介を行う。初診の患者には対応できないという。
診療時間は平日の午前9時~午前11時と、午後1時半~午後3時半となっている。