4月の訪日外国人、過去最大の62.5%減
4月に日本を訪れた外国人の数が、去年の同じ時期より6割以上減って過去最大の落ち込みとなったことがわかった。
日本政府観光局によると、今年4月に日本を訪れた外国人は29万5800人で、前年同月比で62.5%減った。落ち込み幅は過去50年間で最大となった。一か月の人数が30万人を割ったのは、重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行の影響を受けた03年5月以来、約8年ぶり。
日本政府観光局は、東日本大震災や福島第一原子力発電所事故の影響で、被災地だけでなく日本全体への旅行が大幅に控えられたことが原因だと分析している。