“訪日外国人効果”日航と全日空は増収増益
日本航空と全日空が2014年度の決算を発表した。訪日外国人増加の効果などで、両社ともに増収増益となった。
日本航空の去年4月から今年3月までの1年間の決算は、国際線が好調だったことなどから、売上高が前年比2.7%増の1兆3447億円、営業利益が同7.7%増の1796億円で、増収増益だった。
一方、ANAホールディングスの去年4月からことし3月までの決算も大幅に増収増益。売上高は前年比9.1%増の1兆7134億円と過去最高となり、営業利益は同38.7%増の915億円となった。
羽田空港の国際線拡充に加え、訪日外国人の増加による効果が利益を押し上げた。