三越伊勢丹HD 昨年度売上高“マイナス”
三越伊勢丹ホールディングスの昨年度のグループ全体の売上高は、主力である百貨店事業が不調であったことなどからマイナスとなった。
三越伊勢丹の昨年4月から今年3月までのグループ全体の決算は、売上高が前期比3.7%減の1兆2721億円、本業のもうけをしめす営業利益は前期比4.5%減の330億円となった。
主力である百貨店事業の売上高が、昨年3月の消費税増税前の駆け込み需要や首都圏以外の店舗の不調から前期比2.3%減の1兆1728億円となったことが響いた。
今年度については、去年駆け込み需要の反動減があったことなどから増収増益を見込んでいる。