ソニー営業利益 前年度比158%プラス
ソニーは昨年度の連結決算で、営業利益が前年度比158%のプラスと大幅な増益となったことを明らかにした。
ソニーの昨年度の連結決算は売上高が8兆2100億円、営業利益が前年度の約2.6倍となる685億円だった。プレイステーション4やスマートフォンなどに用いるイメージセンサーが好調だったことなどが貢献した。
また、今年度の純利益については3年ぶりの黒字となる1400億円を予想している。
ソニー・吉田憲一郎副社長「まだ半分は病み上がりの状況ではあるかなと思っております。過去、再三業績の下方修正をして失ってしまった市場からの信認を取り戻す回復するフェーズにあるかなとも、あわせて思っている次第です」
昨年度、大きな損失を計上したモバイル事業については、中価格帯のスマートフォンの販売を減らし、日本とヨーロッパを中心に高価格帯を売っていくことで収益の改善を図る方針。