震災がれき処理、仮設焼却施設が稼働 岩手

岩手・宮古地域の「震災がれき」を処理する仮設の焼却施設が9日から運転を始め、がれきの受け入れをスタートさせた。
震災がれき専用となる仮設の焼却施設は、宮古市小山田地区に先月末までに完成し、これまで稼働に向けて機器の調整が進められてきた。
宮古市周辺の4市町村で出た震災がれきのうち、木材などの可燃系のものは21万8000トンある。このうち、この焼却施設では14年3月までに5万3800トンを受け入れ、焼却処理する予定。
今月いっぱい試運転を重ね、来月からは2つある焼却炉をフル稼働させ、処理のスピードを上げることにしている。