安倍元首相銃撃 容疑者宅を2度目“捜索”はかりやミキサーなど十数点を押収
安倍元首相が銃撃され死亡した事件で、警察は、容疑者の供述にもとづき、16日、再び自宅マンションの家宅捜索を行いました。
逮捕された山上徹也容疑者は、警察の調べに対し、「はかりや工具を使って銃や銃弾を作った」という趣旨の話をしています。
警察はこの供述などを裏付けるため、16日に改めて、容疑者の自宅マンションを捜索し、新たに火薬の調合などに使ったとみられる、はかりやミキサー、工具など十数点を押収したということです。
捜査関係者によりますと、事件直後に行われた捜索で、自宅マンションからは、現場から押収された銃とは別の銃5丁と作りかけの銃2丁が見つかったということです。
山上容疑者は火薬について、「インターネットで集めた情報をもとに自作した」と供述していて、警察は、すでに押収しているパソコンの解析などを進めています。