京王線運転見合わせ 通信装置に不具合
5日朝、京王線のほぼ全線が2時間半余りにわたって運転を見合わせ、約7万人の通勤・通学客らに影響が出た。運行管理情報を送信するシステムに不具合があったという。
「京王電鉄」によると、始発前の5日午前4時半頃、全ての運行を管理する運輸司令所のシステムが異常を感知し、始発からほぼ全線で運転を見合わせた。異常が出た区間を点検したところ、川崎市の若葉台駅で信号機などの情報を司令所に送る通信装置が正常に作動していなかったという。原因はわかっていない。
京王線は5日午前7時11分に運転を再開したが、96本が運休し、乗客約7万人に影響が出た。京王電鉄は、終電の後に詳しい調査をする予定。