JR羽越線特急脱線転覆事故から7年

38人が死傷したJR羽越線の「特急いなほ」脱線転覆事故から25日で7年となり、山形・庄内町の事故現場付近の慰霊碑前で、遺族やJR関係者らが犠牲者の冥福を祈った。
この事故は、05年12月25日夜、秋田発新潟行きの特急いなほ14号が脱線・転覆し、5人が死亡、33人が重軽傷を負ったもの。
発生から7年の今年、慰霊碑前に建てられた「慰霊棟」では朝から、JR関係者や市民が花を手向け、犠牲者の冥福を祈った。慰霊式では、遺族やJR関係者らが黙とうをささげた後、「JR東日本」冨田哲郎社長が「安全への誓い」を述べた。
25日は、事故発生時刻の午後7時14分にも黙とうがささげられる予定。