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福知山線事故、責任とってもらいたい~遺族

2013年9月27日 13:30
福知山線事故、責任とってもらいたい~遺族

 2005年、乗客106人が死亡したJR福知山線の脱線衝突事故で、業務上過失致死傷の罪で強制起訴されたJR西日本の井手被告ら歴代3社長に対し、神戸地裁は27日、無罪を言い渡した。

 JR西日本の歴代の社長、井手正敬被告(78)と南谷昌二郎被告(72)、垣内剛被告(69)の3人は乗客106人が死亡したJR福知山線の脱線衝突事故を巡り、業務上過失致死傷の罪で強制起訴された。裁判で、井手被告らは一貫して無罪を主張。一方、検察官役の指定弁護士は「危険性を予測できたにもかかわらずATS(=自動列車停止装置)などの対策をとらなかった」などとして、3人に対して禁錮3年を求刑していた。

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 27日の判決で、神戸地裁は「ATSの整備は法的に義務付けられていなかった。経営幹部が危険性を認識する機会はなかった」などとして3人に無罪を言い渡した。