バイデン大統領と面会 天皇陛下「日米の友好関係増進を願っています」
天皇陛下は23日午前、皇居の御所で来日中のアメリカのバイデン大統領と面会されました。
バイデン大統領は午前10時頃、御所に到着し、天皇陛下が出迎えられました。大統領が副大統領として来日した際に面識があり、2人は再会を喜んでいました。
およそ30分の懇談では、新型コロナウイルスへの対応や陛下のライフワークである水問題、皇后さまが高校・大学をアメリカで過ごしたことなどが話題となり、大統領が「日本とは大変強い絆があり、アジア太平洋地域において日本は最も重要なパートナーです」と述べると、陛下は、「大統領の訪日により日米両国の友好親善関係がさらに増進することを願っています」と話されたということです。
見送りの際には陛下から去年、御所に引っ越して最初に招いた国家元首であることを伝えられ、大統領は驚いていたということです。