四国の太平洋側を中心に記録的大雨
台風12号の影響で、四国では記録的な大雨となっている。
四国では非常に激しい雨が降り続いている。徳島・美波町付近と海陽町付近、高知・東洋町付近では1時間に約120ミリの猛烈な雨が降ったとみられる。
降り始めからの2日午後4時までの雨量は、高知・仁淀川町鳥形山で569ミリ、徳島・上勝町福原旭で437ミリなどで、四国の太平洋側を中心に記録的な大雨となっている。
徳島県によると、2日午後3時現在、阿南市の福井川流域の230世帯600人に避難指示が、那賀町全域や徳島市の山すそ周辺、阿南市内各地合わせて3371世帯8104人に避難勧告が出されている。また、小松島市で2棟が床上浸水、阿南市と小松島市で合わせて18棟が床下浸水している。
四国では3日明け方にかけて1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降り、3日夕方までの予想雨量は多い所で、四国400ミリ 九州北部200ミリ、九州南部150ミリ、近畿120ミリで、土砂災害に厳重な警戒が必要。