夫と妻で家事を分担する割合について国の研究所が調べたところ、夫が担う割合は過去最高になったものの、依然として妻の負担は大きいことがわかった。

　国立社会保障・人口問題研究所が２０１３年、夫婦の家事や育児の負担について調べたところ、夫が家事を担う割合は全体を１００としたとき、１４．９％とこれまでで最も高くなったものの、妻が担う割合は８５．１％となった。１９９８年に行った調査では、夫が担った割合は、家事で１１．３％と当時に比べると増えているが、依然として妻の家事の負担は大きくなっている。

　また、第１子が１歳になるまでの育児について支援の依頼先は親が５４．３％となった一方で、夫は２６．３％にとどまった。