山谷拉致問題担当相は北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの両親らと就任後初めて面会し、早ければ今月中にも行われる北朝鮮からの調査報告について、「北朝鮮からの情報は公表前にしっかり精査する」との考えを示した。

　山谷拉致問題担当相「圧力に重点をおいた対話と圧力という基本的な姿勢のもと、すべての（拉致）被害者の一日も早いご帰国に向けてがんばり抜きたい」

　８日の面会には、横田めぐみさんの両親ら家族６人が出席した。

　横田早紀江さん「（山谷拉致相には）拉致問題が早くのうちにご支援いただいて、古屋大臣もそうでしたし、山谷大臣も同じような熱心さでやってくださることを信じています」

　また、早ければ今月中にも行われるとされる北朝鮮からの調査報告について、山谷拉致相は「北朝鮮からの報告をそのまま公表するのではなく、情報を精査した上で発表する」との考えを示したという。