北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの弟の拓也さん（４６）らが、アメリカ・ロサンゼルス近郊で開かれた集会に出席し、拉致問題解決への協力を求めた。

　横田拓也さん「２００２年に北朝鮮が拉致をしたと認めておきながら、いまだに拉致を人質外交として苦しみを長引かせている。一人でも多くの皆様に問題が未解決、現在進行形の事件だと発信してもらえれば、本当に私たちは勇気づけられます」

　ロサンゼルス郊外で開かれた集会には、横田拓也さんや北朝鮮に拉致された疑いを否定できない「特定失踪者」２人の家族らも出席し、現地に住む日本人を前に拉致問題の一刻も早い解決を訴えた。

　拓也さんらは今月５日にニューヨークで開かれる政府主催の拉致問題に関するシンポジウムに出席する予定。