高速道路PAで毒グモ94匹見つかる 鳥取
特定外来生物の毒グモ「セアカゴケグモ」が、鳥取県の高速道路のパーキングエリアで94匹見つかった。
道路を管理するネクスコ西日本や鳥取県によると、16日午前10時半頃、鳥取県伯耆町の米子自動車道大山パーキングエリアの下りで、セアカゴケグモが見つかった。多目的トイレや溝の周辺から次々と見つかり、これまでに94匹を駆除したという。
セアカゴケグモはオーストラリア原産のクモで、メスが毒を持っていて、かまれると吐き気や呼吸困難の症状が出る場合がある。広島県福山市や岡山県勝央町の高速道路のサービスエリアでも見つかっていて、ネクスコ西日本が各地のサービスエリアやパーキングエリアの点検を進めていた。