28日正午過ぎ、長野・上田市で山火事があり、現在も消火活動が続いています。枯草を燃やしていた火が燃え広がったとみられ、消火しようとした高齢の男性1人がやけどを負っています。

28日正午過ぎ、上田市武石上本入で「山が燃えている」と近所の人から消防に通報がありました。

警察と消防によりますと、枯草を燃やしていた火が燃え広がったとみられ、消火しようとした高齢の男性がやけどを負い、ドクターヘリで病院に搬送されました。

消防車およそ30台が出動して消火活動にあたっているほか、長野県は午後1時前、富山県に消防防災ヘリを要請し、空からの消火も行われています。

現場は、上田市にある上田駅から直線距離で南西におよそ15キロの山あいで、近くには住宅などもあります。

上田地域では、今月19日から10日連続で乾燥注意報が出ていました。