先月、成田空港でコカインおよそ700グラム、1740万円相当を体内にのみ込み密輸しようとしたとして、ブラジル国籍の男が逮捕されました。

東京税関によりますと、ブラジル国籍のクレベール・アウグスト・アルリンド・ラジェ容疑者は先月12日、ブラジルからフランス経由で成田空港に入国した際、体内にのみ込んだ大量のコカインを密輸しようとした疑いが持たれています。

摘発されたコカインはおよそ700グラム、末端価格で1740万円相当で、袋などで78個に小分けしてのみ込んでいたということです。

スーツケースからコカインの成分が検出されたことで発覚しました。

アルリンド・ラジェ容疑者は調べに対し容疑を認め、「密輸入が成功すれば報酬を受け取る予定だった」などと話しているということです。