台風18号 種子島・屋久島地方を暴風域に
大型で強い台風18号は、鹿児島県の種子島・屋久島地方を暴風域に巻き込みながら、1時間に約15キロの速さで北へ進んでいる。
県本土は間もなく風速25メートル以上の暴風域に入る見込み。奄美地方では、5日午前5時45分に喜界島で42.2メートル、奄美市笠利で午前2時45分に39.1メートル、屋久島で午前9時37分に41.2メートルの最大瞬間風速を観測した。奄美地方では、約2万600戸が停電しているほか、86世帯107人が自主的に避難している。これまでにケガ人の報告は入っていない。交通機関にも乱れがでていて、海の便や空の便は離島便を中心に軒並み欠航している。
県本土は5日夕方にかけて台風が最接近するとみられていて、引き続き警戒が必要。