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御嶽山噴火 救助隊、撤退を始める

2014年10月17日 11:59
御嶽山噴火 救助隊、撤退を始める

 死者56人、行方不明者7人を出した御嶽山の噴火は16日、捜索中止が決まり、17日朝から救助隊が撤収を始めている。御嶽山から約10キロ離れた長野県王滝村のスポーツ公園からNNN取材団の松沢亮リポーターが中継する。

 捜索中止の決定で、17日午前9時からこの場所で救助隊への感謝式が行われた。活動にあたった自衛隊・消防・警察計約200人が参加した。長野県の阿部守一知事は「家族の思いに寄り添って救助活動をしていただいた」と感謝していた。

 20日間に及んだ捜索活動が終わり、隊員たちは17日朝から撤退を始めている。王滝村の小中学生が歌をうたって感謝を伝えると、涙する自衛隊員の姿もあった。

 長野県は、今後も不明者の家族のケアを行っていくことにしている。