御嶽山 捜索再開へ2回目の調査
去年9月の御嶽山の噴火による6人の行方不明者の捜索再開に向けて、2回目の調査が山頂付近で行われ、3メートルの雪が残っていることが新たに分かった。
調査隊の派遣は6月10日に続いて2回目で、今回は長野県警や山小屋関係者など22人で構成された。雪解けや火山灰の変化を確認したほか、捜索が始まった際に避難小屋として使われる予定の山頂付近の山小屋の応急的な補強も行った。
今回の調査では、行方不明者がいるとみられる八丁ダルミ周辺に3メートルほどの雪が残っていることが新たに分かった。災害対策本部では今後、調査隊のデータを分析して捜索の方法や場所を決める先遣隊を派遣し、梅雨明け後に捜索再開を目指している。