来春の高卒就職内定率 5年連続で改善
来年春に卒業を予定している高校生の就職内定率が、5年連続で改善されたことがわかった。
文部科学省によると、来年春に卒業する高校生の就職内定率は今年10月末時点で71.1%と、前年同期比7.0ポイント上昇した。
5年連続の改善で、10月末時点でリーマンショック前の数字を上回ったのは初めて。文部科学省は、景気の回復基調があるなかで企業が採用活動を活発化させていることが強く影響しているとみている。
また、東日本大震災の被災地、岩手県は81.0%と前年同期比5.8ポイント上昇、宮城県は67.7%と前年同期比5.1ポイント上昇、福島県は76.2%と前年同期比7.4ポイント上昇と、いずれも前年の同時期を上回った。