刑法犯認知件数、12年連続減に
去年、全国の警察が認知した刑法犯の件数が121万件あまりとなり、12年連続で減少したことが警察庁のまとめでわかった。
警察庁によると、去年1年間に全国の警察が認知した刑法犯の件数は2013年より10万1900件少ない121万2240件だった。12年連続の減少になる。中でも、住居侵入や自動車盗など「窃盗」は89万7309件で、2013年より8万件以上減っており、減少分の約8割を占めている。
一方、「殺人」は2013年、戦後初めて1000件を下回ったが、去年は再び増加に転じ、1054件だった。また、振り込め詐欺など「詐欺」は4万1525件で、2013年に比べて8.4%増えている。