病院で“インフル”集団感染 4人死亡
愛媛県西条市内の病院でインフルエンザの集団感染が発生し、感染した入院患者4人が死亡した。
インフルエンザの集団感染が発生したのは、西条市の西条中央病院。西条中央病院によると、今月5日から16日にかけて、入院患者17人と職員12人の計29人がインフルエンザA型に集団感染したという。
このうち80歳代~90歳代までの寝たきり状態の入院患者の男女4人が、インフルエンザ感染をきっかけに慢性心不全や慢性腎不全などの持病が悪化し死亡した。
高田泰治院長は、「集団感染を防ぐことができず、4人の入院患者が亡くなられたことは大変遺憾で申し訳ない」とコメントしている。
なお、残りの患者は回復し、集団感染は終息に向かっているという。