いよいよ全線開通へ 中央環状線で記念式典
首都高速道路・中央環状線の全線開通まで40日を切った27日、カウントダウンセレモニーが行われた。
セレモニーは開通する首都高中央環状品川線の山手トンネル内で行われ、大橋JCTの地下部分が初めて公開された。
大橋JCTと大井JCTを結ぶ中央環状品川線の開通は3月7日の午後4時で、この品川線が開通すれば中央環状線は全線開通となる。また中央環状線の半分近くを占める山手トンネルは、全長約18.2キロの日本一長いトンネルになる。
品川線の開通は当初、去年3月を目指していたが、工事中に水が吹き出るトラブルがあり、開通は1年延期となっていた。中央環状線の全線開通により、渋谷や新宿からの羽田空港や湾岸エリアへのアクセスが向上するほか、都心に集中する車が分散され、渋滞緩和が期待されている。