日本付近には湿った空気が流れ込んで、太平洋側を中心に非常に激しい雨になるおそれがある。

　鹿児島県では１９日夜から徳之島で雨が強まった。日付が変わったころには徳之島町と伊仙町付近で、１時間に約８０ミリの猛烈な雨が降った。

　２０日は、南西諸島や太平洋側を中心に雨が強まる時間がありそうだ。四国や近畿は日中に雨が強まり、東海は夕方から夜に雨が強まる見込み。また、午後は本降りになる関東も、夜から２１日朝にかけて雨が強まる所があるとみられる。

　２１日朝までに予想される雨の量は、いずれも多い所で、東海で２５０ミリ、四国で２００ミリ、近畿で１８０ミリ、関東甲信で１５０ミリ、北海道で１２０ミリ、九州南部・奄美、東北で１００ミリとなっている。低い土地の浸水や土砂災害などに警戒が必要。