20日午前、東京・杉並区の都営アパートで火事があり、1人が死亡し、3人がケガをしました。

警視庁などによりますと、20日午前10時すぎ、杉並区荻窪で「煙が見える。煙の近くに人がいる」と、近くに住む人から通報がありました。

火元は都営アパート3階の一室で、男女2人が病院に搬送されましたが、その後、女性の死亡が確認されました。男性はのどにやけどを負いましたが、命に別条はないということです。

また、火元の上の階に住む2人もケガをしたということです。

火はおよそ4時間後に消し止められましたが、火元の部屋に住む男性の80代の母親と連絡が取れていないということです。警視庁は、死亡した女性は、男性の母親とみて、遺体の身元の確認を進めるとともに詳しい出火原因を調べています。