兵庫・斎藤知事に最大会派の自民など辞職申し入れ 県議会全議員が辞職要求
兵庫県の斎藤知事に対し、県議会最大会派の自民などが辞職するよう申し入れました。これで県議会の議員86人全員が、知事に辞職を求めたことになります。
辞職要求を行ったのは自民、公明、ひょうご県民連合、共産の4会派と無所属の4人です。議員らは、斎藤知事が百条委員会の場で「道義的責任が分からない」と証言したことは看過できず、専門家が「公益通報者保護法からみて違法状態」と指摘したことを挙げ、知事の速やかな辞職を求めました。辞職要求に応じない場合は、「不信任決議案」の提出に踏み切る姿勢を示しています。
自民県議団・北野実幹事長「我々の意を汲んでいただいて、政治家の出処進退を自ら最後にしっかりと判断をしていただくことを望んでおります」
一方、斎藤知事は12日朝、「県民のための政策をやっていくことが大事」と述べ、改めて続投する意思を示しました。