警察庁は今年、初めて中途採用を行い、総合職、いわゆる「キャリア職員」2人を採用しました。

警察庁はキャリア職員の中途採用を新たに始め、1日、いずれも係長級の警察官1人と技官1人が入庁しました。

警察官は25歳の男性で、私立大学を卒業後、大手の金融機関に3年間勤務していました。技官は29歳の男性で、国立大学の大学院を卒業後、大手のメーカーで4年間、勤務していたということです。

今回は大学卒業または大学院修了後、2年以上の職務経験がある人を係長級で、7年以上の人を課長補佐級で、それぞれ募集を受け付け、20代、30代を中心に民間企業や国際機関などで働く人など、総勢800人を超える応募があり、倍率は400倍を超えました。

警察庁は来年以降も中途採用を実施していくということです。