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ボランティアが続々 常総市で片付け作業

2015年9月21日 14:17
ボランティアが続々 常総市で片付け作業

 記録的な豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、21日も大勢のボランティアたちが片付けなどに精を出している。

 シルバーウイークの中日にあたる21日は、早朝から大勢のボランティアがかけつけた。参加者たちは、いまだ浸水の爪痕が残る常総市内で、住宅やホテルの後片付けを行っている。

 千葉県から参加した男性「テレビを家でお酒飲みながら見てたら、そんな場合じゃないなと。1週間くらいはいようかなと思います」

 被害にあった女性「(ボランティアの人が)来てくれるから本当に助かります。ずいぶん良くなりました。ここも(泥水で)真っ白だったから」

 一方、国土交通省は21日朝、200メートルにわたり決壊した鬼怒川の堤防について、元の土手と同じ高さまで土を盛り、応急的にふさぐ作業が完了したと説明した。さらに内側には、鉄製の板を二重に立てた仮設堤防を建設中で、24日までの完成を目指しているという。