皇居で「講書始の儀」両陛下や皇族方が受講
皇居では恒例の「講書始の儀」が行われ、天皇皇后両陛下や皇族方が講義を受けられた。
「講書始の儀」は明治時代に学問の奨励を目的に始まったもので、年の初めに天皇皇后両陛下が、学術分野の第一人者から講義を受けられる。
皇居・宮殿で行われた講義には、皇太子さまをはじめ皇族方が同席し、女性の皇族方は色鮮やかなドレス姿で並ばれた。
今年は、西洋中世史、経済思想・労働経済学、宇宙物理学という3つの分野の学者が計1時間ほど講義し、「宇宙がどのように始まったのか」などのテーマについて、両陛下は、手元の資料を読みながら熱心に聞き入られていた。