スイセンとニラを間違えて販売…食中毒に
石川県珠洲市にある農産物の直売所で「スイセン」が「ニラ」と間違えて販売され、買って食べた家族が食中毒症状を起こしていたことが分かった。
石川県によると、「スイセン」が「ニラ」として販売されたのは、珠洲市にあるJAの農産物直売所「グリーンセンターすず」。
今月6日、県内に住む家族が購入し、その日の晩、調理して食べたところ、4人が頭痛やおう吐などの症状を訴えた。
出荷した人がニラを栽培している畑の近くにある自分の庭でスイセンも育てており、「似ていたため、間違えた」と話しているということで、県では患者の症状などからスイセンによる食中毒と断定した。
患者4人は全員、回復しているが、地元の保健福祉センターではこの直売所に対し、選別の徹底などを指示している。