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「予測は非常に難しい」気象庁、監視強める

2016年4月19日 22:36
「予測は非常に難しい」気象庁、監視強める

 19日夕方、熊本・八代市で震度5強を観測する地震があった。気象庁は、地震活動が活発な領域がさらに拡大するかどうか、監視を強めている。

 19日午後5時52分ごろ発生した地震で、震度5強を観測したのは、熊本・八代市。震度5弱を観測したのは、氷川町、芦北町。震源地は熊本・熊本地方。震源の深さは10キロ。地震の規模を示すマグニチュードは5.5と推定されている。

 さらに、19日午後8時47分ごろには、同じく八代市や宇城市などで震度5弱の地震を観測した。気象庁によると、今のところ、阿蘇山の活動に変化はないという。

 また、九州電力によると、鹿児島県の川内原発と佐賀県の玄海原発に、異常はみられないという。

 気象庁は会見で、立て続けに起きたこの2つの地震の震源はほとんど同じ場所で、「活動が活発になっている領域の最も南側で起きた地震」との見解を示しました。その上で、今後、活発な領域がさらに南側へ広がっていくかどうかは、「予測は非常に難しい」として、監視を強めている。

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