16日、神奈川県の東名高速道路でレッカー作業中の男性がひき逃げされ死亡した事件で、警察は大型トラックの運転手の男を逮捕しました。

ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、トラック運転手の柴谷広宣容疑者です。警察によりますと、柴谷容疑者は16日午前9時半ごろ、厚木市の東名高速下り線で、路肩でレッカー作業をしていた69歳の男性を大型トラックではね、そのまま逃走した疑いなどがもたれています。男性は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

警察がひき逃げ事件として捜査していたところ、トラックの目撃情報などから柴谷容疑者を特定し、17日に逮捕に至ったということです。

調べに対し、柴谷容疑者は「レッカー車にぶつかったことは認めるが、人がいたとは思わなかった」と容疑を一部否認しているということです。