山形市の中心部で緊急走行中の捜査車両と乗用車が衝突、けが人はなし
山形市の国道112号の交差点で16日午後、緊急走行中の警察の捜査用車両が乗用車と出合い頭に衝突する事故がありました。けが人はいませんでした。
16日午後1時40分ごろ、山形市十日町1丁目の国道112号の十字路交差点で、北に向かっていた山形警察署の捜査車両と左から来た乗用車が出合い頭に衝突しました。乗用車はその後、交差点で停止していた別の乗用車に衝突しました。この事故によるけが人はいませんでした。
警察の調べによりますと、捜査車両は、山形警察署に勤務する20代の男性巡査長が運転し、助手席には30代の男性警部補が乗っていて、110番通報があった市内の現場に向かうため、赤色灯を点灯させてサイレンを鳴らしながら緊急走行をしていました。
赤信号の交差点で一旦停止した後に低速で走っていたところ、青信号で交差点に入ってきた乗用車と衝突したということです。乗用車は酒田市に住む20代の公務員の女性が運転していました。
山形警察署は「捜査車両は法令を順守しており、走行に問題はなかった」とコメントしています。