広島・平和公園の木にまた…大きな傷が
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広島市の平和公園の木にアルファベットの文字のような大きな傷がつけられているのが見つかった。
傷が見つかったのは平和公園のヤマモモの木。大きさは約20センチ四方、深さは1.2センチでアルファベットのMのような形に深くえぐられており、24日夕方見つかった。
平和公園ではこれまでも同じような事件が繰り返されてきた。2001年12月、原爆ドームの外壁に落書き。人種差別に反対する英語が木炭のようなもので書かれていた。2011年4月、原爆ドーム近くの護岸には黒いスプレーのようなもので「反核」と書かれたこともある。記憶に新しいのが、2012年9月に起きた原爆慰霊碑への落書き。犠牲者を慰霊し、平和を祈る場所で繰り返されてきた心ない行為。
広島市都市整備局緑政課・石田照人課長「残念で、情けないという気持ち。怒りのようなものもある。絶対にこういう行為は二度としてほしくない」
傷ついた木には殺菌剤を塗り布で覆う応急措置が施された。警察は、器物損壊の疑いもあるとみて捜査している。