横田早紀江さんら、政府に改めて対応求める
北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの母・早紀江さんらが加藤拉致問題担当相と面会し、改めて被害者の帰国に向けた政府の対応を求めた。
横田早紀江さんは16日、めぐみさんの同級生らとともに、加藤拉致問題担当相に面会し、「被害者救出のため、力強くがんばっていただきたい」と改めて要望した。
めぐみさんの同級生は、今年9月に開いた帰国を訴えるコンサートの際、参加者から集めた政府に対するメッセージを加藤拉致問題担当相に直接手渡し、「求めているのは結果だけ」などと語った。
横田早紀江さん「訴え続けて39年になりますが、たった5人だけが帰られて、あとの人の姿も形もわからない、情報すらわからない。これは本当に摩訶(まか)不思議なことで。どういうふうに動いていかれれば突破できていくのだろう。本当に何とかして(命を)取り返さないといけない」