めぐみさん両親「一刻の問題、すぐにでも」
北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんが今週、52歳の誕生日を迎えるのを前に集会が開かれ、めぐみさんの両親は、「すぐにでも何とかやっていただきたい」と一日も早い解決を訴えた。
横田めぐみさんは、39年前、13歳の時に北朝鮮に拉致され、今月5日に52歳になる。
めぐみさんの母・早紀江さん(80)「(めぐみさんが)産まれてくる時の朝、きっと(産まれてくるのは)男の子ですよと先生がおっしゃって、男の子の名前しか考えていなかったこと、そういった色々なことを毎年毎年思いながらいます。何とか、めぐみちゃんを見て、『めぐみちゃん』と言える状態の時に早く連れて帰ってください」
拉致問題をめぐっては、今年2月に北朝鮮が被害者らの調査の中止を発表するなど、解決に向けた進展がみられない状況が続いている。めぐみさんの母・早紀江さんは「一刻一刻の問題ですから、すぐにでも何とかやっていただきたい」と政府の対応を改めて求めた。