拉致被害者の家族「解決あきらめられない」
北朝鮮による拉致被害者の家族が9日、加藤担当相と面会し、早期解決に向けた対応を改めて政府に求めた。
加藤担当相と面会した家族は、先週、日本政府が北朝鮮に対する独自制裁の強化を決定したことについて説明を受けた。拉致被害者家族会の飯塚代表は、「今年もまた未解決という結果だが、解決はあきらめられない」などと、政府の対応を求めた。また、その後の集会では家族一人一人が、切実な思いを語った。
横田めぐみさんの母・早紀江さん(80)「何にも動かないままで何年と待っているわけにはいかないんです。私たちはみんなもう年を取りました。めぐみちゃんは死んでいません」