拉致被害者家族と面会 首相“全力尽くす”
北朝鮮が日本人の拉致を認めた日朝首脳会談から14年となる17日、安倍首相が拉致被害者家族と面会した。家族らは、安倍首相に拉致被害者の一日も早い帰国を求めた。
北朝鮮は2002年の日朝首脳会談で、初めて日本人の拉致を認め、5人が帰国したが、その後は1人も帰国していない。安倍首相は「多くの方々が北朝鮮に残されたままであることは痛恨の極み」と述べ、解決に向けて全力を尽くす考えを示した。
その後の集会で拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表は、「今年中に解決のめどがついてほしい」と語った。