「拉致問題を第一優先で」被害者家族ら訴え
北朝鮮が日本人の拉致を認めた日朝首脳会談から14年となる17日、被害者の家族らが「拉致問題を第一優先で取り組んでほしい」と改めて訴えた。
拉致被害者家族会・飯塚繁雄代表(78)「(拉致問題を)ミサイル・核の問題と切り離して、先行して日本の政府として、第一優先でぜひやってもらいたい」
17日に開かれた集会で、拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表はこのように述べ、「また来年も、とならないように結果を出してもらいたい」と政府に求めた。
また、横田めぐみさんの父・滋さん(83)は、体調を崩したため出席できなかった。
横田めぐみさんの弟・横田拓也さん(48)「(父と母は)両方とも80歳を超えています。本当に縁起でもありませんが、これだけ頑張っていて会えなかったら、誰が責任を取るんですか」
横田めぐみさんの母・横田早紀江さん(80)「どこで倒れるかが心配になってきた昨今ですが、倒れるまで日本人としての思いを絶対に捨てないで頑張っていきます」