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ダッカ人質事件 安倍首相“人命第一”指示

2016年7月2日 11:49
ダッカ人質事件 安倍首相“人命第一”指示

 バングラデシュの首都ダッカで武装集団が外国人らを人質にとって立てこもる事件があったが治安部隊が突入し、銃撃戦になったという。日本政府はこの事件に日本人が巻き込まれている可能性があるとして情報収集と確認に追われている。

 安倍首相は関係各国と緊密に協力し、人命第一に対応するよう指示した。

 安倍首相「バングラデシュ・ダッカで発生しましたレストランにおける武装グループの襲撃人質事件に、日本人が巻き込まれている可能性があり、私から情報の収集、事実関係の確認、さらにはバングラデシュはじめ関係各国と緊密に連携協力をして、人命第一で対応するよう指示をしました」

 政府高官によると、現地で連絡がとれなくなっている日本人が複数いて事件に巻き込まれている可能性があるという。ある政府関係者は「日本人が人質に含まれているとの情報もある」として確認を急いでいる。

 安倍首相は2日に予定していた参議院選挙の遊説をキャンセルし、官邸で対応にあたっている。政府は、バングラデシュの日本大使館に現地対策本部を設置するとともに、国際テロ情報収集ユニットの関係者を派遣し対応にあたる方針。