地滑り発生のスキー場跡地 再び土砂動く
富山県南砺市のスキー場跡地で今月16日に地滑りが発生したが20日、土砂が再び動き出した。周辺の世帯に避難勧告が出ている。
南砺市によると、現場では20日午前0時すぎに、崩れた土砂の先端が再び動いているのが見つかった。土砂は流出防止のために設置されたコンクリートブロックを乗り越えて、80メートル余り離れた県道まで達し、通行止めになった。また、住宅や車庫など建物9棟に被害が出ているという。
午後には6世帯10人に避難勧告が出た。また孤立するおそれがあるのは24世帯95人にのぼる。