デング熱発症患者が蚊に刺される 世田谷区
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東京・世田谷区で海外から帰国後、デング熱を発症した患者が蚊に刺されたことがわかり、世田谷区は付近で蚊の駆除作業を始めた。
蚊の駆除作業は22日午後から世田谷区の赤堤1丁目付近で行われていて、薬剤が散布されている。世田谷区によると、海外に渡航していた人がデング熱を発症した後にこの付近で「蚊に刺された」と話したという。
デング熱の潜伏期間は2日から14日で、頭痛や筋肉痛、関節痛を伴う突然の発熱で始まるが、ウイルスに感染しても、5割から8割の人は症状が出ないとされている。しかし、蚊から人に、人から蚊に、と感染していくことから、厚生労働省などは蚊の動きが活発になる梅雨から夏にかけて、肌の露出を避けた服装をするなどして蚊にさされないように注意を呼びかけている。