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「太陽フレア」衝撃波 米人工衛星が観測

2017年9月8日 12:44
「太陽フレア」衝撃波 米人工衛星が観測

 太陽の表面で起きた大規模な爆発現象「太陽フレア」に伴う衝撃波が、8日午前7時過ぎ、アメリカの人工衛星によって観測された。

 情報通信研究機構によると、今月6日、太陽の黒点付近で通常の1000倍以上の大規模な爆発が起き、それに伴ってコロナガスが放出された。コロナガスは非常に速いスピードで地球に接近し、8日午前7時過ぎにアメリカの人工衛星を通過した際に起きた衝撃波が観測された。ガスはすでに地球に到達したとみられ、地球の磁場が乱れ始めているという。

 今後、人工衛星の故障やGPSの誤差の拡大など影響が懸念されるが、前回2006年には大きなトラブルは起きなかった。