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辺野古移設 防衛省が名護市長に現状説明

2018年2月23日 19:37
辺野古移設 防衛省が名護市長に現状説明

沖縄のアメリカ軍普天間基地の沖縄・名護市辺野古への移設に理解を得ようと、防衛省は23日、名護市の渡具知市長に工事の現状などを説明した。

防衛省・辰己昌良大臣官房審議官「現在進めております普天間飛行場の辺野古移設事業の現状について市長さんにご説明をいたしたい」

名護市・渡具知武豊市長「私の立場といたしまして現在、国と県が訴訟をされているその推移を見守っていきたい」

23日午後、名護市役所を訪れた防衛省の辰己昌良・大臣官房審議官は、今月8日に新しく就任した渡具知武豊市長と面談し、辺野古での移設工事の現状などを説明した。

防衛省は、移設に反対する前の市政では凍結していた「米軍再編交付金」の交付再開を検討しているが、23日の面談では双方とも、交付再開について触れなかったという。