献身活動10人を表彰「医療功労賞」授賞式
長年、献身的に活動してきた医師ら10人の功績を表彰した。
国内や発展途上国で地域医療に尽力した人をたたえる、読売新聞社主催「第46回医療功労賞」の授賞式が、12日、都内で開かれた。
今年は、高齢化が進む福井県の豪雪地帯で約30年間、巡回診療などに努めてきた医師の山川秀さん(69)、ネパールのヒマラヤ山麓で長年にわたり歯科医療の発展に取り組んできた歯科医の中村修一さん(74)ら、全国から選ばれた10人が表彰された。
その後、受賞者は皇居で天皇皇后両陛下と面会し、天皇陛下から「みなさんの活動がそれぞれの地域の人々の支えとなり、幸せをもたらしたことを深く感謝しております」と、ねぎらいの言葉をかけられた。