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加計学園めぐる文書“首相と理事長が会話”

2018年4月11日 12:43
加計学園めぐる文書“首相と理事長が会話”

加計学園の獣医学部新設をめぐり、愛媛県の職員が作成した文書の中に、安倍首相と加計理事長が会食した際に、計画について会話したとうかがわれる記述があったことが分かった。

愛媛県の中村知事は10日、2015年4月2日に愛媛県や今治市、加計学園の担当者が、当時の柳瀬首相秘書官と面会し、柳瀬氏の発言などをまとめた文書を県職員が作成していたことを明らかにした。

関係者によると文書には、柳瀬氏が「本件は首相案件」と発言したと書かれていたということだが、新たに「安倍首相と加計理事長が会食した際に、下村文科相が、加計学園は課題への回答もなくけしからんといっているとの発言があった」などと記載されていることも分かった。

安倍首相は国会答弁で、加計学園の獣医学部について、2017年1月に新設が認められた際に初めて加計学園の申請を知ったとしていたが、この文書によると、それ以前に安倍首相が計画を知っていた可能性が出てきた。