熊本地震から2年 長期化する避難生活
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2度にわたる震度7。関連死を含め264人が亡くなった熊本地震から14日で2年。仮設団地から中継で伝える。
益城町にある県内最大規模の仮設住宅団地「テクノ仮設団地」。400世帯約1000人が仮設で2度目の春を迎えた。
一連の地震で今も3万8000人以上が「仮設住宅」などの仮住まいでの生活を余儀なくされている。2度の震度7を観測した益城町では、新しい家の建設が進む一方で、依然更地も多く“生活再建の格差”が浮き彫りとなっている。
仮設団地の入居者「いっぱいストレスがたまっている。早く家ができて帰りたい」
避難生活が長期化するなかでみなし仮設などで誰にもみとられずに亡くなる孤独死は、昨年度だけで17人にのぼった。
行政の支援が届きにくい人たちにどのように寄り添っていくのか課題となっている。仮設団地の人は今後はどうしたいと前を向く言葉を聞くことができた。厳しい現状と前向きの思いが交錯する地震から2年。少しずつ復興の歩みを進めていく熊本のことを私たちはこれからも伝えていく。